胸の皮膚の痛み
一口に胸の痛みといっても大きく分けて二つの種類があります。
一つは胸の表面に痛みを感じる場合、もう一つは胸の内側に痛みを感じる場合です。
胸の表面に痛みを感じる場合は心臓や肺といった内臓の心配をする人はまずいないでしょう。
見分け方としてはこの場合、胸の広い範囲に痛みを感じることが多いようです。
胸の表面に痛みを感じる病の代表は肋間神経痛です。
これは有名なので知らない人はいない病気かもしれませんね。
もう一つ最近増えているのが帯状疱疹です。
これは神経が走っている方向に水泡が見られたりする病気なので、痛みだけではなく、皮膚をよく観察してみればわかる病気です。
ヘルペス菌は他の病気でもよく聞く名前ですが、この菌が神経に潜伏しており、体の抵抗力が弱ったときなどに活発に活動することによっておこるのが帯状疱疹です。
こうしてみてもわかるとおり、胸の表面に痛みを感じる場合は命にかかわるような病である可能性は低いと思っていいと思いますが、激しい痛みを感じることがありますので、なるべく早く病院へ相談に行った方がいいでしょう。