肩の痛みとガン
肩の痛みや凝りが、鎮痛剤を使っても効き目がなく日増しに痛みが強くなるような場合は、脊椎にできる腫瘍を疑ってみてもいいかもしれません。
肩の痛みが脊椎に転移したガンというケースもないとは言い切れません。
肩の痛みが肩こりと思いこみ我慢せず一度病院で検査を受けてみましょう。
肩の痛みがガンの場合、脊椎に転移しやすいガンをあげると「肺ガン」「乳ガン」「胃ガン」「前立腺ガン」「子宮ガン」などがあげられます。
肩の痛みの特徴としては、日増しにひどくなる、腕・手指まで痛みや麻痺がみられる、夜間にひどくなる、痛みが一定しない箇所で起こるなどです。
他に、めまいや排泄時の違和感など通常の肩コリとは違った症状が現れるので注意しておきましょう。
転移すると、ガンは骨組織を破壊したり、逆に骨を増殖させたりします。
腫瘍の痛み以外にも骨の変性による痛みを伴うことがあります。
また、肩の痛みは肺がんなどの場合、転移していなくても腫瘍が神経を圧迫し症状として現れることもあります。
肩の痛みがコリだと思いこみ、若くして亡くなられたケースも少ないとは言えません。
ガンは早期発見と早期治療開始が最も重要です。
たかが肩の痛みと思わず、健康診断で異常がなくともおかしいと思ったら精密検査をおすすめします。