胃の痛みと胃下垂

胃に痛みが現れる胃のトラブルに「胃下垂」があります。

胃下垂は、胃が本来あるべき位置よりも垂れ下がっている状態をいい、みぞおち辺りにあるはずの胃が下腹部辺りまで落ち込んでいる人もいます。

胃下垂自体をそれほど問題視する医師も多くはなく、胃下垂によって起こるトラブルに気を付けないといけません。

胃に痛みが現れるのは、胃の働きが弱まり消化力が低下するため胃もたれの原因になります。

胃アトニーという胃の筋肉が弱くなる疾患を併発することもあり、骨盤矯正や整体などで胃下垂を改善していくと良いですね。

胃の痛みが胃下垂とは逆に上がることで現れるのが、ヘルニアです。

胃に痛みがあるのは、横隔膜から胃がはみ出てしまったために胃が締め付けられ痛みを生じます。

胃の痛みは激痛から無痛までさまざまですが、胃酸過多になるため薬の服用が続きます。

胃の痛みから解放されるには手術という手段をとりますが、ヘルニアにならない予防が大切ですね。

胃下垂もヘルニアも重力がどうやら関係しているようで、日頃から正しい姿勢を保つことが第一の予防になります。

胃の痛みが続いているという人は、ただの胃もたれと考えず、一度検査を受けてみましょうね。